2016/03/21 13:49



「痴漢被害にあったら、勇気を出してヤメテ!と言いましょう」
とよく言われます。

怯えて黙っていると、ますますエスカレートするので、
その場で「イヤ!」「やめて!」を言うのは、
とても重要です。

だけど。

痴漢にあったときは、
怖くて、
気が動転して、
体がこわばってしまって、
何も言えなくなることもあります。

被害にあったことを誰にも相談できない人も大勢います。

実際、私がこれまで話しを聞いたなかで、
痴漢にあったことを、親や先生、警察など
大人に報告したり相談したりした人は、非常に少ないです。

私も、子どもの頃に何度も痴漢にあいました。
だけど、それを大人に報告しませんでした。

今ではそのことを、とても後悔しています。

痴漢被害にあったことを、大人に報告していかないと、
大人が、警察が、世の中が、
痴漢犯罪があることを知る機会がないからです。

だから、対策を取ってもらえなくて、
いつまでもたっても痴漢犯罪は減らないのです!

私は、子どもの頃にそのことを知りませんでした。
知っていたら、大人に報告したのに・・・!!

もし、痴漢被害にあったら、
ご両親、学校の先生、塾の先生、
警察官もしくは、駅係員さん、
自分が信頼できる大人に報告してください。

それは、あなたの身を守ることになるし、
他の人が被害にあうのを防ぐことにもつながります。